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橋梁
橋梁は土木構造物の東の正横綱という地位を与えても異論を挟む人は余りいないでしょう。橋梁は土質力学だけでなく、構造力学、水理学などの学問体系も動員され設計・施工されます。
やや極論ですが、土木工学とは、よりよい橋梁を建設するための学問という印象すら受けます。実際、橋梁以外の多くの土木構造物も、設計にあたり多くの基準が設けられているのですが、これらの基準の大半が橋梁の規格を引用したり、アレンジしたものとなっています。
このように研究も進み、実績も多い橋梁ですから地質調査の手順も、よく練られた洗練されたものとなっています。橋梁と地盤は下部工、特に基礎部分で密接に関係します。上部工は下部工を通じてのみ、地盤と力のやりとりをするとみなされます。
さて、橋梁基礎を建設するにあたり注意しなくてはならないものとして支持力の問題があります。これは要するに荷をかけた時に地面が沈んでゆかないかどうかの問題です。弾性変形も問題となりますが、破壊も重要な支持力の要素となります。両方の観点から、原位置試験や室内試験を実施して解決しなくてはなりません。
支持力が常時の問題とすると、地震時の問題も考慮する必要があります。一般に地震の波は地表面付近で増幅され、振幅が大きくなる傾向があります。地表付近まで、どのような地震の波が伝わってくるのかを想定するのも難しい問題ですが、地表付近の増幅率だけは簡便法でも把握しておくようにする必要があります。
カテゴリー:公共土木分野の実務
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