分類の方法・陰陽師の技(1)
地質調査技士が、地質や地盤種別など曖昧な部分を分類するには具体的にどうするのでしょうか?もちろんケース・バイ・ケースですが、人によって幾つかの方法があると思います。
まずエイヤッと決めてしまう。つまり強弁してしまう方法ですね。スーパー陰陽師の安倍晴明ならともかくとして、この方法では知ってる人が見れば簡単にバレてしまいます。つまり「呪」が解けてしまうわけです。簡単に解ける「呪」は良い方法とは言えません。
次に知名度を利用する方法です。晴明先生が当時から有名人だったどうかは疑問です。私は現代の方が、ずっと知名度がアップしているのではないかと思ったりするのですが、それはともかくとして。偉い人が「これは土」と言っているのだから、「これは土」という方法です。先の強弁の方法同様、簡単に解ける「呪」かと思いきや、意外にそうでもないようです。そのポイントは地盤の「見えないもの」という性質にあるのでしょう。
実際には土だか岩だか区別のつき難いものを区別するのですから、現実問題としてどちらでも良いということがあるかもしれません。土と言われる割には、やけに硬いなぁ。とか、岩と言う割には崩れ易いなぁ。と思う程度で大した支障がないという場合もあるのです。つまり関係者全員が「あの人が土と言うんだから土なんだ」と納得していれば「呪」は成功と言えます。
ただし、どんな有名人であっても明瞭な岩を土と言ったのでは、なかなか全員が納得するものではありません。「呪」とは、対象となるものと、術者の知名度や人柄などとのバランスの上に成り立つものなのでしょう。
カテゴリー:地質調査と陰陽道
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昨今では、地質調査技士の他に、地質調査管理技士という資格が出来ています。
これは、地質情報の建設CALS/EC対応やGIS(地理情報)の利用が増えた事から、 それに対応できる技術者の育成の目的から設立されました。
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