分類の方法・陰陽師の技(2)
少し有名人と「呪」の関係を補足すると、例えばテレビのニュースや教育番組でよく見られるものがあります。有名大学の教授が出演して「ここに活断層が通っています」とか発言したとします。具体的には何の根拠も示されていませんし、仮に示されたとしても、あんな短時間見せられただけの地図では検討のしようもありません。でも視聴者は「そんなものか」と納得するでしょう。ですから知名度と「呪」の間には、確実に関係はあるのです。
しかし、スーパー陰陽師でも有名人でもない私たちの場合、どうすればよいのでしょうか。それは、地盤の種別や地質を決める上で、良質の証拠や根拠を沢山集めて、多くの人に納得してもらえるようコツコツと説明する他ないのです。地質調査の場合、この根拠となるものがボーリングコアであったり、採取試料であったり、露頭写真であったりする訳です。
ボーリング調査とは、機械で試し掘りをして、地下深くの地盤の一部を地上に持って上がってくる調査を言います。ボーリングコアは、その時持ち上げられた棒状の土や岩の事をいいます。地表からは見えない地下深くの状態を、一番端的に表現できますから、とても強い証拠と言えます。それだけに土は土らしく、岩は岩らしく採取することが大事です。
良質な根拠が入手できたのなら、それを見せることが一番の説明と言えるでしょう。つまり強い「呪」をかけやすいということです。ただし、毎度毎度そうもいきませんから、種々の実験や試験を行って、証拠の中の本質を強調して表現し、説明に努めることが必要となることもあります。
カテゴリー:地質調査と陰陽道
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昨今では、地質調査技士の他に、地質調査管理技士という資格が出来ています。
これは、地質情報の建設CALS/EC対応やGIS(地理情報)の利用が増えた事から、 それに対応できる技術者の育成の目的から設立されました。
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