地質調査技士資格検定試験について
さて、その地質調査技士の資格試験ですが、これは地質調査技士資格検定試験という名称で、一年に一度全国地質調査業協会連合会が実施しています。この資格検定試験は昭和59年から平成13年までは建設大臣(現・国土交通大臣)認定の試験制度でしたが、現在はこの認定は取り下げられています。
試験は「現場調査部門」「現場技術・管理部門」「土壌・地下水汚染部門」の3部門に分かれており、部門ごとに受験資格が多少違いますので、自分の経歴に適した部門で受験するようにします。受験申し込みは毎年4月から5月にかけて各地区の地質調査業協会で受付けています。
受験申込書には、業務経歴が所要の年限に達していることを証明するために実務経歴を列挙することになります。例えば経験年数5年で受験する人なら、5年分の過去に携わった業務件名を全て思い出して記載する必要があります。これはかなりの労力を要します。業務日誌とまでは言いませんが、普段から関わった業務の件名と発注者、簡単な概要は記録しておかなくてはなりません。
試験は7月上旬に実施されることが多いようですが、試験会場は全国で10箇所程度だったと思いますので、試験会場によっては、地方からの受験者は前日宿泊する必要があったりするかも知れません。
試験の出題範囲は、例えば現場技術・管理部門ですと「社会一般・建設行政等の知識」「地質、土木・建築等の知識」「専門技術の知識」「調査技術の理解度」「解析手法、設計・施工への適用」「管理技法」「入札・契約制度、仕様書等の知識」が択一問題で問われます。
ここからは現場技術・管理部門を例に、試験合格に必要となる知識について述べてゆ
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その他の問題
ここまで述べた試験科目は、全て択一式で回答する形式の問題になっています。一方、これ以外に3問程度記述...
入札・契約制度、仕様書等の知識
そもそも地質調査技士の資格は、地質調査業登録の資格要件を満たすことを目的に取得するものです。すなわち...
管理技法
主として安全管理と工程管理についての知識と考え方を問われる科目です。地質調査は大抵現場作業を伴うため...
解析手法、設計・施工への適用
冒頭で地質調査の重要な仕事は「分類すること」であると述べました。「専門技術の知識」や「調査技術の理解...
調査技術の理解度
専門技術の知識と調査技術の理解度は、比較的よく似た傾向の問題が出題されているようです。少し「理解度」...
専門技術の知識
先述のように地質調査技士資格検定試験は、各自の専門に応じてコースが細分化されています。特に専門技術の...
地質、土木・建築等の知識
土木構造物あるいは建築構造物を建設する際、地盤がどうなっているかは重大な関心事です。ある土木構造物を...
社会一般、建設行政等の知識
先述したように地質調査技士が根拠とする法体系は建設省告示(昭和52年)の地質調査業登録規定です。その...
昨今では、地質調査技士の他に、地質調査管理技士という資格が出来ています。
これは、地質情報の建設CALS/EC対応やGIS(地理情報)の利用が増えた事から、 それに対応できる技術者の育成の目的から設立されました。
自身の技術向上に向けて、こちらも是非チャレンジして見てください!
