管理技法
主として安全管理と工程管理についての知識と考え方を問われる科目です。地質調査は大抵現場作業を伴うため、一種の土木工事という見方をされることがあります。しかし他の土木工事と比較すると、工事の規模が小さい、工期が短い、現場の移動が多い、といった特徴があります。
また、一般に種々の工事に先立ち現場に乗り込むことが多いため、搬入路が確立されていないといった問題点もあります。地質調査の現場では、これらの特殊性を考慮に入れて、適切な安全管理、工程管理を心がけるようにしなくてはなりません。
安全管理は労働安全衛生法に基づいて成されることになります。労働安全衛生法は、労働安全衛生令と労働安全衛生規則で補足されています。また法令の取り決めとは別に、地権者や施設管理者等との渉外行動についても管理技法の中で出題されることになります。
しばしば出題される問題に、提示された調査地区に対する正しい認可主体を選択するものがあります。例えば有名どころでは、道路上で調査ボーリングを実施する際には、道路管理者の道路占有許可と所管の警察署から道路使用許可を受けなくてはなりません。
工程管理とは、合理的で経済的な工程を計画し、業務が計画通りに実施されるよう調整する作業です。地質調査の分野でも工程管理にはISO9000のような技法を活用するのが最近の流行ではありますが、地質調査技士資格検定試験の管理技法では、そこまでは踏み込んだ出題は未だ無いようです。のみならず、安全管理に比較して年々出題数も減少する傾向にあるようです。
カテゴリー:地質調査技士の資格試験について
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