サウンディング
サウンディングは、英語で測深という意味です。語源まで遡れば、どうだか分かりませんが、音を表すサウンドとは直接の関係はありません。
地質調査におけるサウンディングでは、先端の尖った探り針を地中に差し込んで地層境界までの深度を測定します。探り針の形状や、荷重のかけ方でサウンディングは幾つかの種類に分類されます。
多くのサウンディングは人力によるか、あるいは非常に軽量な動力で行うため、調査ボーリングに比較して機動性がよいことが特徴です。その一方で硬質な地盤では貫入が困難なため、適用範囲は軟弱な地盤に限られるものが多いようです。
また調査ボーリングに比較して試料採取ができないというのも不利な条件ではあります。サウンディングでは貫入量や、貫入に要した荷重などの物理量や、作業員の触感から間接的に地盤状況を推定せざるを得ません。
しかし海外、特にアメリカでは近年、車載式で貫入量や荷重などの測定をセンサーで自動的に行い、収録装置に取り込むといった、ハイテク・サウンディングが地質調査の主流的な地位を占めつつあります。質より量を重視するという傾向でしょうか。国内でも、試料より物理量のような数値データが尊重される風潮が強くなった場合、一気にこのようなサウンディングの方が、調査ボーリングを凌駕してしまう可能性も否定できません。
現時点では、サウンディングは複数の調査ボーリングの間の連続性を確認するなど、補足的な目的で使用するのが最も有効なようです。
カテゴリー:地質調査法の種類
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